「萬年筆くらぶ・フエンテ」 交流会 2007


去る10月27日、28日の両日、「萬年筆くらぶ・フエンテ」の第――回交流会が銀座、北欧の匠で行われた。交流会の行われる日の天気はいつも決まって良しとしたものだったが、今年は生憎と台風の影響で雨の降りしきる中での開催となった。参加人数はいつもより少なかったが、それでも2日間で70人以上の人たちが集い、それぞれ楽しい時間を過ごした。

3階に受付が設けられ、参加者はまず芳名帳に記帳する。私は11時半ごろに会場入りしたが、もうすでに7−8人の人たちが来ていて準備を手伝っていた。壁の両側には筆記具、インク瓶、ペンケース、万年筆関連の雑誌や販促品などが次々を並べられていく。これらはすべて全国の「萬年筆くらぶ・フエンテ」の会員からのカンパの品である。「萬年筆くらぶ・フエンテ」は中谷でべそさんが主宰されていて、その運営費はすべて中谷氏自身が工面されているということにはこれまでに何回となく触れているが、その持ち出しを少しでも軽減するために、会員からのカンパ品は即売やオークションに供され、その売上金は運営費に当てられている。 

中谷でべそさんから紹介があったが、愛知県の吉田扇涼さんは、毎年きれ(布)で作ったペンケースを送ってきてくださるのだそうだ。吉田さんは、最近体調も良くなり交流会に参加したいのは山々なのだそうだが、やはり遠出は身体が疲れるので参加できないとのことであった。でも、何かしらフエンテのために役立ちたいと、今年も黄色い色調の布地に万年筆をあしらったかわいいペン挿しやちりめんの1本挿しケースなどを作り送ってこられた。「万年筆くらぶ・フエンテ」はいろんな人たちに支えられているのだと実感する。

昨年と同じく3階の部屋にはカンパ品(オークション用も含む)、革職人TAKUYA、ヴィンテージ萬年筆のユーロボックス、そして、4階には、たこ吉さんと山田さんのペンクリニックと、それぞれのコーナーが設けられた。ヴィンテージ万年筆のコレクターとして名を馳せた中園宏氏、今だに文具を買い続けているすなみまさみちさん、岡本俊久さん、最後のペン先職人の久保幸平氏らも来場され万年筆談義に花が咲いた。今年は特にメインイベントらしきものはなかったが、毎年この交流会を楽しみに遠方から来られる方や、初めてお見かけする方もおられ、この交流会の存在も年々大きくなっているのだとつくづく思う。  

会場を提供されているのは「北欧の匠」のオーナー、成川善継さんである。中谷でべそさんによると、会場は成川さんのご好意により、全くの無料で提供されているそうで、こういうところにも成川さんの太っ腹でおおらかな人柄がうかがえる。交流会に参加していると、「萬年筆くらぶ・フエンテ」は様々な人たちに支えられていることがよくわかる。それも、ひとえに中谷でべそさんの人柄によるものであろう。  (記・ 藤井)

 


                       Design/日高 修

 


中央が「萬年筆くらぶフエンテ」の会長、中谷でべそさん。

左はパーカー75が大好きという井上さん。 右がPELIKAN CLUBの富樫会長。

 

 

 


 

即売品の品定めをしてるのかな?

 

 

 

 

ブログ・万年筆評価の部屋の森睦さん(右上)と山田 衛さん(左下)のペンクリニックの様子。

 


 

 


 

 

 




高橋さん、林さんと日高 修さん。

 

 

 

 

万年筆談話室の松本喜代美さんと松田さん。

 

 

 

 

 

 

万年筆研究会WAGNERの森睦さんと組んで「ペン!ペン!ペン!ファウンテンペン」 を出した
足澤公彦さん(左側)。    初版の2500部もあっという間に完売しすでに重版も出ている。
 

 

 

 

 

 

 

私(藤井)と古山浩一画伯。

 

 

 

葛西さん(中央)の鞄(ハンス・オスター製)を入念にチェックするTAKUYAの岡本拓也さんと 中谷でべそさん。この人たちに鞄を語らせたらおそらく2時間でも3時間でも話しているんでしょうな。 なにせ、鞄に「ン十万円」をかけても平気な顔をしている人たちなのだから。 鞄ウイルスがプンプンしていますぞ!

 

 

古山画伯、福田さん、日高さんと井上さん。

 

岡本さん、岡本さんと岡本さん、 えーー! 「岡本3兄弟」じゃない!?

 

 

岩田さんと中園宏さん。

 

 

 

 

杉本さん、倉島さんと土居さん。

 

 

 

 

すなみまさみちさん、富樫さんと古山画伯。

 

 

 

強烈なペリカン党の重野さんと永尾さん。 

 

 

 

 

 

 

製品説明するTAKUYAの岡本拓也さん(右端)。

 

 

TAKUYA製品の数々。

中央の赤と黒のケースは蒔絵万年筆(50号)専用として作られたケース。

 

 

手品の名手でもある青木さん(中央)の手さばきの見事さにみんな呆然としている。

 

 

文房具ラバー・万年筆好きのブログを持つ片岡さんと西村さん。

 

 

今年も約40点のカンパ品が競売にかけられた。

 

 

吉田扇涼さんの手作りペン挿し3点。

向こう側、ピンクのちりめん製1本挿しは何を想定して作られたのか、かなりのジャンボサイズ。

 

 

桜井さん、ペン先職人の久保幸平さんと古山画伯。

 

 

エイ出版社の「NOTE & DIARY」(発売中)に掲載された中谷宗平さんの記事。

 

2日間の交流会をしめて乾杯の音頭をとる中谷でべそ会長。

 

 

 

 

 

 

葛西さん、雑賀さん、金碕さんと佐々木さん。

 

 

 

夜の交流会は近くのRistorante Italianoで。

 

 

 


 

 

 

「北欧の匠」のオーナー、成川さん夫妻。 Ekelundの素敵なタオルを持っているのは成川恒太さん。

 

「北欧の匠」 にあるものは、ほとんど成川さんが自らデンマークに足を運んで吟味し仕入
されたものだそうで、その種類は小物から家具まで数千というから全体の数はものすごい。

北欧の匠  (03)5524-5657


一部の写真は日高 修さん、杉本みどりさんから提供いただきました。なお、写真の掲載については 個々に承諾を得ておりませんが、削除をご希望の方は連絡ください。  info@euro-box.com
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